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〔配信〕#057 薬物戦争の “これまで”と “これから”

2025年9月9日(火)、「丸ちゃん教授のツミナハナシ―市民のための犯罪学―」#057「薬物戦争の “これまで”と “これから”」を配信いたしました。これまで何度か話してきた「薬物政策」について、歴史を振り返っています。いただいたメッセージはすべて拝読しています。ぜひ、感想も聞かせていただけると嬉しいです。

番組は、Apple PodcastsSpotifyAmazon Music、などで「ツミナハナシ」と検索していただければ、アプリでもご視聴いただけます!(このリンクからも直接とべます)そして、ぜひ、お気に入り登録をしていただけると嬉しいです!

また、YouTubeでは、毎月第1と第5火曜日に過去回やYouTubeLIVEのアーカイブを順次配信中です。テーマごとの再生リストを設定していますので、気になるテーマがあればぜひ聴き直してみてください。そして、毎月第4火曜日(次回は9月23日)には、21:30~22:30、YouTubeLIVEで、配信で語り切れなかった裏話を「ツミナハナシdeウラバナシ」として配信しています。こちらもぜひご参加ください。

そして、noteでのお知らせも始めました。関連情報のお知らせや”スタッフからのひとこと”など、noteならではの情報も盛り込んでいく予定です。最新情報を発信しているXと合わせてお気に入り登録をよろしくお願いいたします。

(ご視聴はこちらから)
#057 薬物戦争の “これまで”と “これから”

【トークテーマ】
・何かを守るための校則ではなく、校則を守るためになってない?
・薬物政策は常に移民政策と民族差別と偏見が付きまとう
・政治的な注目集めに使われやすい差別とドラッグ
・厳罰化と過剰収容の原因の一つとなる薬物政策
・国連による薬物戦争の敗北宣言!
・戦争は終わらせ方が1番難しい
・お便り紹介

【キーワード】
大麻、DEA、アメリカ麻薬取締局、レオン、薬物戦争、war on drugs、アンスリンガー、スターウォーズ、移民政策、世界恐慌、禁酒法、ニクソン、人種差別、黒人解放運動、レーガン、ゲートウェイドラッグ、非刑罰化、ドラッグコート、非犯罪化、ハームリダクション、公衆衛生

【犯罪学の視点から語るエンタメ】
「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ」
(2021年、アメリカ)
・監督:リー・ダニエルズ
・出演:アンドラ・デイ、トレバンテ・ローズ、ギャレット・ヘドランド他

 

<過去のエンタメ一覧>

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nmy6oa_aYbdBkpuWWoRV9Hbsok4js1gI3LBPNsOmmMA/edit?usp=sharing

<Xハッシュタグ> #ツミナハナシ

<メッセージフォーム> https://pitpa.cc/cjf-messageform

★番組の配信は、Apple podcastsSpotifyAmazon musicYouTube です。

 noteでは、エンタメ一覧や、関連情報のアップ等も行っています。

(構成:合同会社黒子サポート)

主催:一般社団法人 刑事司法未来(CJF)

【丸山よりメッセージ】

この番組では「罪と罰」といった一見すると難しいテーマを、普段目にする犯罪報道では語られない情報に焦点をあて多角的な視点から語ります。この企画のきっかけは学生時代に見ていたとある窃盗事件に関する報道にあります。 高齢の方が、おなかが空いて神社のさい銭箱からお金を取ろうとしたところ手が抜けなくなってしまったというものでした。その報道では、「罰が当たったね」というように笑い話のように紹介しました。
皆さんはこの事件についてどのように考えますか?犯罪報道をエンターテイメントとして消費するのではなく、“なぜあんなことをしたんだろう”、“どうしたらよかったんだろう”といろんな想像力をもって犯罪現象について考えてくれる人が社会に一人でも多く増えることを願っています。
番組は毎月第2火曜日夜です。ぜひ番組をフォローして最新のエピソードをお楽しみください。X(旧Twitter)で #ツミナハナシとつけて感想を書いていただけると嬉しいです。

【プロフィール】
丸山泰弘(まるやま・やすひろ) 教授 1980年生まれ。京都府出身。2010年に龍谷大学大学院博士課程修了〔博士(法学)取得〕。龍谷大学矯正・保護総合センター博士研究員を経て、現在は立正大学法学部で刑事政策を担当している。
2016年 立正大学蘊奥賞(奨励賞)受賞
2016年 守屋賞(研究奨励賞)【丸山泰弘著「刑事司法における薬物依存治療プロ​​グラムの意義〜『回復』をめぐる権利と義務~』(日本評論社)
2017年 ロンドン大学バークベック校(犯罪政策研究所)客員研究員、カリフォルニア大学バークレー校(法と社会研究センター)客員研究員
2018年-2020年 カリフォルニア大学バークレー校 客員研究員(センター・フォー)法と社会学)
2025年『死刑について私たちが知っておくべきこと』(筑摩書房)
教職以外の役職:日本犯罪社会学会:理事、日本司法福祉学会:理事、犯罪学研究センター:嘱託研究員、治療的司法研究センター:客員研究員など
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