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〔石塚登壇〕連続講座企画 ~誤った死刑判決~ 第2回 幸徳秋水 大逆事件

以下の講座に代表理事の石塚が登壇します。
書籍の情報はこちらです。https://www.nippyo.co.jp/shop/book/9422.html

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連続講座企画 ~誤った死刑判決~

  第2回 幸徳秋水 大逆事件

講演 石塚伸一 弁護士(龍谷大学名誉教授、一般社団法人「刑事司法未来」主宰)

2025年6月7日(土)14時開始(開場13時半)
会場:文京区民センター3A

連続講座「誤った死刑判決」第二回目は、明治41年の大逆事件を取り上げます。
 信州での爆裂弾事件が明治天皇暗殺計画の一端であるとして一大フレームアップが行われ、当時の社会主義者・無政府主義者が一斉検挙されました。証拠不十分のまま、明治42(1911) 年1 月に大審院判決により24 名に死刑判決が出され、一週間もしないうちに幸徳秋水、管野須賀子ら12 名が処刑されました。
 特赦により死刑から減刑され、生き残った者と弁護士が戦後、「司法の汚辱を晴らすべく」再審請求を行いましたが、1967 年に最高裁は免訴の判決を言い渡し、再審請求を棄却します。
 「日本の司法はここでも自らに対する断罪から逃げた」(『幸徳秋水 大逆事件の研究』)。
 昨年末、石塚伸一弁護士は、『幸徳秋水 大逆事件の研究 「再審請求」を追求して』を刊行されました。
 法律家として大逆事件の裁判を検証し、大逆事件の研究者たちと10年かけて、この事件の再審請求の可能性を模索してこられました。
 大審院だけの判決で24名に死刑判決が出された大逆事件とはなんだったのか。
 死刑判決の検証と、あらためて事件の再審請求の現実について、お話しいただきます。
※詳細は下記チラシをご覧ください。

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