〔報告〕#024 犯罪学の視点から「デッドマン・ウォーキング」を語る

2023年12月26日(火)、「丸ちゃん教授のツミナハナシ―市民のための犯罪学―」#24を配信いたしました。年末の国会閉会後は死刑執行があるのではないかと緊張します。そんな年末、私たちの祈りを込めて、映画「デッドマン・ウォーキング」について語っています。

Apple PodcastsSpotifyGoogle PodcastsAmazon Music、などで「ツミナハナシ」と検索していただければ、アプリでもご視聴いただけます!そして、ぜひ、お気に入り登録をしていただけると嬉しいです!Youtubeでも過去回を配信しています。

また、第3火曜日には、21:30~22:30、X(旧Twitter)のスペースで、配信で語り切れなかった裏話を「ツミナハナシdeウラバナシ」として配信しています。こちらはLIVE配信(アーカイブなし)ですので、リアルタイムにお話しします。こちらもぜひご参加ください。

#24 犯罪学の視点から「デッドマン・ウォーキング」を語る

【トークテーマ】

・映画「デッドマン・ウォーキング」の概要と影響
・被害者と加害者の心情
・死刑執行が決まってからの死刑囚の生活
・死刑執行方法の歴史
・死刑に安らかな最期はあるのか
・日本とアメリカの死刑の違い
・“ショーシャンク” の看守長役の人も出てくる!?
・デッドマン・ウォーキングという言葉の意味
・支援者と死刑囚と家族と
・リスナーさんからのポスト、お便り

<Twitterハッシュタグ>
#ツミナハナシ

<メッセージフォーム>
https://pitpa.cc/cjf-messageform

【丸山教授のコメント】
この番組では、罪と罰という、いっけん難しいテーマを、皆さんが普段目にする犯罪報道では語られない情報に焦点をあて、多角的な視点から語ります。この企画の原点は、学生時代に見ていた、ある窃盗事件に関する報道にあります。 高齢の方が、おなかが空いて、神社のさい銭箱からお金を取ろうとしたら、手が抜けなくなってしまって…という事件でした。報道では、これを笑い話のように紹介しました。皆さんはこの事件について、どのように考えますか?犯罪報道をエンターテイメントとして消費するだけでなく、」なんであんなことをしたんだろう”、”どうしたらよかったんだろう”といろんな想像力をもって犯罪現象について考えてくれる人が、社会に一人でも多く増えることを願っています。
番組は隔週火曜日夜です。ぜひ番組をフォローして最新のエピソードをお楽しみください。X(旧Twitter)で #ツミナハナシとつけて感想を書いていただけると嬉しいです。

【プロフィール】
丸山泰弘(まるやま・やすひろ)
1980年生まれ。京都府出身。
2010年に龍谷大学大学院博士後期課程修了〔博士(法学)取得〕。
龍谷大学矯正・保護総合センター博士研究員を経て、現在は立正大学法学部で刑事政策を担当している。
2016年 立正大学蘊奥賞(奨励賞)受賞
2016年 守屋賞(研究奨励賞)【丸山泰弘著「刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義〜『回復』をめぐる権利と義務」(日本評論社、2015年)】受賞。
2017年 Visiting Researcher at University of London, Birkbeck (Institute for CriminalPolicy Research)
2018年-2020年 Visiting Scholar at University of California, Berkeley (Center for theStudy of Law and Society)
教職以外の役職:日本犯罪社会学会:理事、日本司法福祉学会:理事、犯罪学研究センター:嘱託研究員、治療的司法研究センター:客員研究員など
>>立正大学Research Map

 

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