〔配信〕♯44 一部執行猶予は「早期の自由の獲得」か「監視期間の延長」か

2024年10月22日(火)、「丸ちゃん教授のツミナハナシ―市民のための犯罪学―」#44「一部執行猶予は「早期の自由の獲得」か「監視期間の延長」か」を配信いたしました。第40回の「過去の責任と未来の危険【後編】」の際に、「5分では話せないから、30分使ってやりましょう」と話していた「一部執行猶予」です。少し複雑な制度の話ですが、ぜひ、ご視聴ください。
また、感想やご意見もお待ちしています。
番組は、Apple Podcasts、Spotify、Amazon Music、などで「ツミナハナシ」と検索していただければ、アプリでもご視聴いただけます!(このリンクからも直接とべます)そして、ぜひ、お気に入り登録をしていただけると嬉しいです!YouTubeでは、毎月第1と第5火曜日に過去回を順次配信中です。
また、毎月第3火曜日(次回は10月29日)には、21:30~22:30、Xのスペースで、配信で語り切れなかった裏話を「ツミナハナシdeウラバナシ」として配信します。こちらはLIVE配信(アーカイブなし)ですので、リアルタイムにお話しします。こちらもぜひご参加ください。
(ご視聴はこちらから)
♯44 一部執行猶予は「早期の自由の獲得」か「監視期間の延長」か
【トークテーマ】
・執行猶予って裁判官がサイコロ振って決めているのではない
・“ちょっとだけ刑務所に入る”ときの問題点
・執行猶予中の再犯ってどう取り扱うのか
・仮釈放と執行猶予って結局なにが違うのよ
・良かれと思って行う監視期間の延長がありうる?
・お便り紹介
【キーワード】
実刑、刑務所、保護観察、刑の執行猶予、刑の一部執行猶予、短期自由刑、ラベリング、悪風感染、過剰収容、保安処分、刑法改正、仮釈放、執行率、保護観察、必要的仮釈放制度
<過去のエンタメ一覧>
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nmy6oa_aYbdBkpuWWoRV9Hbsok4js1gI3LBPNsOmmMA/edit?usp=sharing
<Xハッシュタグ> #ツミナハナシ
<メッセージフォーム> https://pitpa.cc/cjf-messageform
★番組の配信は、Apple podcasts、Spotify、Amazon music、YouTube です。
noteでは、エンタメ一覧や、関連情報のアップ等も行っています。
(構成:合同会社黒子サポート)
主催:一般社団法人 刑事司法未来(CJF)
【丸山よりメッセージ】
この番組では「罪と罰」といった一見すると難しいテーマを、普段目にする犯罪報道では語られない情報に焦点をあて多角的な視点から語ります。この企画のきっかけは学生時代に見ていたとある窃盗事件に関する報道にあります。 高齢の方が、おなかが空いて神社のさい銭箱からお金を取ろうとしたところ手が抜けなくなってしまったというものでした。その報道では、「罰が当たったね」というように笑い話のように紹介しました。
皆さんはこの事件についてどのように考えますか?犯罪報道をエンターテイメントとして消費するのではなく、“なぜあんなことをしたんだろう”、“どうしたらよかったんだろう”といろんな想像力をもって犯罪現象について考えてくれる人が社会に一人でも多く増えることを願っています。
番組は隔週火曜日夜です。ぜひ番組をフォローして最新のエピソードをお楽しみください。X(旧Twitter)で #ツミナハナシとつけて感想を書いていただけると嬉しいです。
【プロフィール】
丸山泰弘(まるやま・やすひろ) 教授 1980年生まれ。京都府出身。2010年に龍谷大学大学院博士課程修了〔博士(法学)取得〕。龍谷大学矯正・保護総合センター博士研究員を経て、現在は立正大学法学部で刑事政策を担当している。
2016年 立正大学蘊奥賞(奨励賞)受賞
2016年 守屋賞(研究奨励賞)【丸山泰弘著「刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義〜『回復』
2017年 ロンドン大学バークベック校 客員研究員(刑事政策研究所)
2018年-2020年 カリフォルニア大学バークレー校 客員研究員(センター・フォー)法と社会学)
教職以外の役職:日本犯罪社会学会:理事、日本司法福祉学会:理事、犯罪学研究センター:嘱託研究員、治療的司法研究センター:客員研究員など
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