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〔配信〕#53 高齢化する日本の刑務所を世界の犯罪学者はどう見ているか

2025年5月13日(火)、「丸ちゃん教授のツミナハナシ―市民のための犯罪学―」#53 「高齢化する日本の刑務所を世界の犯罪学者はどう見ているか」を配信いたしました。時折ニュースで耳にする”高齢者の犯罪”、皆さんはどんな風に受け止めておられるでしょうか。一緒に考えていただけると嬉しいです。

番組は、Apple PodcastsSpotifyAmazon Music、などで「ツミナハナシ」と検索していただければ、アプリでもご視聴いただけます!(このリンクからも直接とべます)そして、ぜひ、お気に入り登録をしていただけると嬉しいです!

また、YouTubeでは、毎月第1と第5火曜日に過去回を順次配信中です。テーマごとの再生リストを設定していますので、気になるテーマがあればぜひ聴き直してみてください。そして、毎月第4火曜日(次回は5月27日)には、21:30~22:30、YouTubeLIVEで、配信で語り切れなかった裏話を「ツミナハナシdeウラバナシ」として配信しています。こちらもぜひご参加ください。

そして、noteでのお知らせも始めました。関連情報のお知らせや”スタッフからのひとこと”など、noteならではの情報も盛り込んでいく予定です。最新情報を発信しているXと合わせてお気に入り登録をよろしくお願いいたします。

(ご視聴はこちらから)
#53 高齢化する日本の刑務所を世界の犯罪学者はどう見ているか

【トークテーマ】
・お爺さんとお婆さんでは窃盗の理由が違う
・歳を重ねると犯罪が減るのが犯罪学のジョーシキ
・変わりゆく刑務所の「作業」
・作業が難しいなら、出所したらいいじゃない?!
・北欧の刑務所も抱える高齢化問題
・お便り紹介

【キーワード】
少子高齢化、窃盗、経済DV、モラルハラスメント、刑務作業、懲役刑、拘禁刑、獄窓記、帰住先

【犯罪学の観点から語るエンタメ】
『半落ち』(2004年、日本)
・監督:佐々部清
・出演:寺尾聰、原田美枝子、柴田恭兵、吉岡秀隆、鶴田真由、他

<過去のエンタメ一覧>

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nmy6oa_aYbdBkpuWWoRV9Hbsok4js1gI3LBPNsOmmMA/edit?usp=sharing

<Xハッシュタグ> #ツミナハナシ

<メッセージフォーム> https://pitpa.cc/cjf-messageform

★番組の配信は、Apple podcastsSpotifyAmazon musicYouTube です。

 noteでは、エンタメ一覧や、関連情報のアップ等も行っています。

(構成:合同会社黒子サポート)

主催:一般社団法人 刑事司法未来(CJF)

【丸山よりメッセージ】

この番組では「罪と罰」といった一見すると難しいテーマを、普段目にする犯罪報道では語られない情報に焦点をあて多角的な視点から語ります。この企画のきっかけは学生時代に見ていたとある窃盗事件に関する報道にあります。 高齢の方が、おなかが空いて神社のさい銭箱からお金を取ろうとしたところ手が抜けなくなってしまったというものでした。その報道では、「罰が当たったね」というように笑い話のように紹介しました。
皆さんはこの事件についてどのように考えますか?犯罪報道をエンターテイメントとして消費するのではなく、“なぜあんなことをしたんだろう”、“どうしたらよかったんだろう”といろんな想像力をもって犯罪現象について考えてくれる人が社会に一人でも多く増えることを願っています。
番組は毎月第2火曜日夜です。ぜひ番組をフォローして最新のエピソードをお楽しみください。X(旧Twitter)で #ツミナハナシとつけて感想を書いていただけると嬉しいです。

【プロフィール】
丸山泰弘(まるやま・やすひろ) 教授 1980年生まれ。京都府出身。2010年に龍谷大学大学院博士課程修了〔博士(法学)取得〕。龍谷大学矯正・保護総合センター博士研究員を経て、現在は立正大学法学部で刑事政策を担当している。
2016年 立正大学蘊奥賞(奨励賞)受賞
2016年 守屋賞(研究奨励賞)【丸山泰弘著「刑事司法における薬物依存治療プロ​​グラムの意義〜『回復』
2017年 ロンドン大学バークベック校 客員研究員(刑事政策研究所)
2018年-2020年 カリフォルニア大学バークレー校 客員研究員(センター・フォー)法と社会学)
教職以外の役職:日本犯罪社会学会:理事、日本司法福祉学会:理事、犯罪学研究センター:嘱託研究員、治療的司法研究センター:客員研究員など
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