〔配信〕#035 話したテーマが極道やった!?「暴力団員」が減ったら成功なのか

2024年6月12日(火)、「丸ちゃん教授のツミナハナシ―市民のための犯罪学―」#35を配信いたしました。今回は、組織犯罪対策として行われた「暴力団対策」とその結果について語りました。刑事政策を語ることは、どんな社会にしたいのか、未来を語ることなのだと思っています。ぜひ、お聞きいただき、感想をいただければ嬉しいです。

番組は、Apple PodcastsSpotifyGoogle PodcastsAmazon Music、などで「ツミナハナシ」と検索していただければ、アプリでもご視聴いただけます!そして、ぜひ、お気に入り登録をしていただけると嬉しいです!Youtubeでは、毎月第1火曜日に過去回を順次配信中です。
また、毎月第3火曜日(次回は6月16日)には、21:30~22:30、X(旧Twitter)丸ちゃん教授のツミナハナシのスペースで、配信で語り切れなかった裏話を「ツミナハナシdeウラバナシ」として配信します。こちらはLIVE配信(アーカイブなし)ですので、リアルタイムにお話しします。こちらもぜひご参加ください。

(ご視聴はこちらから)

#035 話したテーマが極道やった!?「暴力団員」が減ったら成功なのか

【トークテーマ】
・暴力団員になる人とならない人
・暴力団員が全国的に減っているのはなぜ?
・暴対法と暴排条例によって排除する人・排除される人は誰なのか
・組織を抜けた先に待っているのは・・・暴力団?
・暴力団員や元暴力団員から憲法を考える
・お便り紹介

【キーワード】
極道の妻たち、ゴッド・ファーザー、ヤクザ、マフィア、組織犯罪、暴対法、暴排条例、半グレ

【犯罪学の観点から語るエンタメ】
廣末登著
『ヤクザになる理由』(新潮社 、2016年)
『組長の妻、はじめます』(新潮社 、2017年)

<過去のエンタメ一覧>
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nmy6oa_aYbdBkpuWWoRV9Hbsok4js1gI3LBPNsOmmMA/edit?usp=sharing

<Xハッシュタグ> #ツミナハナシ

<メッセージフォーム>
https://pitpa.cc/cjf-messageform

(構成:合同会社黒子サポート)

【丸山教授のコメント】
この番組では、罪と罰という、いっけん難しいテーマを、皆さんが普段目にする犯罪報道では語られない情報に焦点をあて、多角的な視点から語ります。この企画の原点は、学生時代に見ていた、ある窃盗事件に関する報道にあります。 高齢の方が、おなかが空いて、神社のさい銭箱からお金を取ろうとしたら、手が抜けなくなってしまって…という事件でした。報道では、これを笑い話のように紹介しました。皆さんはこの事件について、どのように考えますか?犯罪報道をエンターテイメントとして消費するだけでなく、」なんであんなことをしたんだろう”、”どうしたらよかったんだろう”といろんな想像力をもって犯罪現象について考えてくれる人が、社会に一人でも多く増えることを願っています。

番組は隔週火曜日夜です。ぜひ番組をフォローして最新のエピソードをお楽しみください。X(旧Twitter)で #ツミナハナシとつけて感想を書いていただけると嬉しいです。

【プロフィール】
丸山泰弘(まるやま・やすひろ) 教授 1980年生まれ。京都府出身。2010年に龍谷大学大学院博士課程修了〔博士(法学)取得〕。龍谷大学矯正・保護総合センター博士研究員を経て、現在は立正大学法学部で刑事政策を担当している。
2016年 立正大学蘊奥賞(奨励賞)受賞
2016年 守屋賞(研究奨励賞)【丸山泰弘著「刑事司法における薬物依存治療プロ​​グラムの意義〜『回復』
2017年 ロンドン大学バークベック校 客員研究員(刑事政策研究所)
2018年-2020年 カリフォルニア大学バークレー校 客員研究員(センター・フォー)法と社会学)
教職以外の役職:日本犯罪社会学会:理事、日本司法福祉学会:理事、犯罪学研究センター:嘱託研究員、治療的司法研究センター:客員研究員など
>>立正大学Research Map

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