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【配信】#47 ほな特定少年のことを教えてみてよ

2024年12月10日(火)、「丸ちゃん教授のツミナハナシ―市民のための犯罪学―」#47「ほな特定少年のことを教えてみてよ」を配信いたしました。今回は、成人年齢の引き下げにともなう、少年法改正について、18歳に引き下げられたもの(選挙権、契約、結婚など)、20歳のままのもの(飲酒・喫煙など)のどちらでもないもう1つの概念「少年法の適用年齢ではあるが、異なる扱いをする『特定少年』」について、何がどうなったのかを語っています。ニュースでの扱いや、裁判での対応がどんな風に変わっていくのか、一緒に注目していただけたら嬉しいです。

番組は、Apple PodcastsSpotifyAmazon Music、などで「ツミナハナシ」と検索していただければ、アプリでもご視聴いただけます!(このリンクからも直接とべます)そして、ぜひ、お気に入り登録をしていただけると嬉しいです!

また、YouTubeでは、毎月第1と第5火曜日に過去回を順次配信中です。テーマごとの再生リストを設定していますので、気になるテーマがあればぜひ聴き直してみてください。そして、毎月第3火曜日(次回は12月17日)には、21:30~22:30、YouTubeLIVEで、配信で語り切れなかった裏話を「ツミナハナシdeウラバナシ」として配信しています。こちらもぜひご参加ください。

そして、noteでのお知らせも始めました。関連情報のお知らせや”スタッフからのひとこと”など、noteならではの情報も盛り込んでいく予定です。最新情報を発信しているXと合わせてお気に入り登録をよろしくお願いいたします。

(ご視聴はこちらから)
#47 ほな特定少年のことを教えてみてよ

【トークテーマ】
・アレは20歳で、ソレは18歳
・新入生は必聴!六法の選び方
・大人と同じ扱いになる⁉︎ “特定少年”
・実名報道と推知報道
・引き下げたい日本と引き上げたい海外
・少年の審判は少年に詳しい人で

【キーワード】
少年法、ミルクボーイ、適用年齢引き下げ、飲酒禁止法、喫煙禁止法、特定少年、逆送、要保護性、保護処分、検察官送致、全件送致主義、短期一年以上、少年法62条、ポケット六法、コンパクト六法、デイリー六法、実名報道、推知報道、匿名報道、デジタルタトゥー、脳科学

【犯罪学の観点から語るエンタメ】

『誰も守ってくれない』(2008年,日本)
・監督:君塚良一
・出演: 佐藤浩市、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、佐々木蔵之介他

『MOTHER マザー』(2020年,日本)
・監督:大森立嗣
・出演:長澤まさみ、奥平大兼、阿部サダヲ他

『ヒーローショー』(2010年,日本)
・監督:井筒和幸
・出演:後藤淳平、福徳秀介、ちすん他

<過去のエンタメ一覧>
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nmy6oa_aYbdBkpuWWoRV9Hbsok4js1gI3LBPNsOmmMA/edit?usp=sharing

<Xハッシュタグ> #ツミナハナシ

<メッセージフォーム> https://pitpa.cc/cjf-messageform

★番組の配信は、Apple podcastsSpotifyAmazon musicYouTube です。

 noteでは、エンタメ一覧や、関連情報のアップ等も行っています。

(構成:合同会社黒子サポート)

主催:一般社団法人 刑事司法未来(CJF)

 

【丸山よりメッセージ】

この番組では「罪と罰」といった一見すると難しいテーマを、普段目にする犯罪報道では語られない情報に焦点をあて多角的な視点から語ります。この企画のきっかけは学生時代に見ていたとある窃盗事件に関する報道にあります。 高齢の方が、おなかが空いて神社のさい銭箱からお金を取ろうとしたところ手が抜けなくなってしまったというものでした。その報道では、「罰が当たったね」というように笑い話のように紹介しました。
皆さんはこの事件についてどのように考えますか?犯罪報道をエンターテイメントとして消費するのではなく、“なぜあんなことをしたんだろう”、“どうしたらよかったんだろう”といろんな想像力をもって犯罪現象について考えてくれる人が社会に一人でも多く増えることを願っています。
番組は隔週火曜日夜です。ぜひ番組をフォローして最新のエピソードをお楽しみください。X(旧Twitter)で #ツミナハナシとつけて感想を書いていただけると嬉しいです。

【プロフィール】
丸山泰弘(まるやま・やすひろ) 教授 1980年生まれ。京都府出身。2010年に龍谷大学大学院博士課程修了〔博士(法学)取得〕。龍谷大学矯正・保護総合センター博士研究員を経て、現在は立正大学法学部で刑事政策を担当している。
2016年 立正大学蘊奥賞(奨励賞)受賞
2016年 守屋賞(研究奨励賞)【丸山泰弘著「刑事司法における薬物依存治療プロ​​グラムの意義〜『回復』
2017年 ロンドン大学バークベック校 客員研究員(刑事政策研究所)
2018年-2020年 カリフォルニア大学バークレー校 客員研究員(センター・フォー)法と社会学)
教職以外の役職:日本犯罪社会学会:理事、日本司法福祉学会:理事、犯罪学研究センター:嘱託研究員、治療的司法研究センター:客員研究員など
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