◎事件について
2021年8月8日、陶芸家の大藪龍二郎氏が群馬県内において大麻を所持していたとして、大麻取締法違反で現行犯逮捕されました。そのまま、身体拘束を受け、強引な取調べをへて、現在、裁判中です。
大藪さんは、この裁判において、現在の日本の大麻取締法の矛盾点を明らかにし、この法律は時代遅れで違憲であることを主張することを選択しました。起訴まで続いた身体拘束に伴い、芸術活動も中断せざるをえなかった中、この法律自体に、真正面から臨んでいます。
※大麻取締法違反とは
大麻取締法は、昭和23年（1948年）に制定された法律で、大麻の所持を禁止し、第二十四条の二で「大麻を、みだりに、所持し、譲り受け、又は譲り渡した者は、五年以下の懲役に処する」と規定しています。
※この裁判の経緯と大藪さんからのご挨拶について：クリアライトWEBサイトより
◎裁判の状況
2021年10月26日に前橋地方裁判所で第1回公判が開かれ、公判が続いています。毎回、多くの支援者や有志のジャーナリストが、手弁当で傍聴し、状況を発信、応援をしています。裁判を通して、レイシャルプロファイリング（差別的捜査）や科捜研鑑定の不正も明らかになりつつあります。
※公判の詳細について：長吉秀夫さんのnote TAIMA
◎ご寄付のお願い
裁判では、圧倒的な人的・物的資源を持つ検察や警察に対峙しなければなりません。そのためには、多くの方の支援が必要です。
私たちは、大藪さんの裁判において、弁護士の経費、証人の交通費、専門家の鑑定費用など、大藪さんが適切な弁護を受け、この裁判で正義が実現されるための諸費用の支援をしたいと考えています。みなさまのご支援をお願いします。
ご寄付は、下記のバナーをクリック、寄付フォームで受付けています。
| 『団体へのメッセージ 寄付先の団体へ応援のメッセージを送りましょう。』にて、大藪龍二郎さんの裁判費用支援とご記入ください。 |
【銀行振り込みの場合】
銀行名：三菱UFJ銀行
支店名：品川駅前支店
口座番号：0512767
口座名義：一般社団法人刑事法未来 代表理事 石塚伸一
(イッパンシャダンホウジンケイジシホウミライ ダイヒョウリジイシヅカシンイチ)
一般社団法人刑事司法未来（CJF）代表理事 石塚 伸一
