〔報告〕「ワークショップ&リリース『日本の死刑と再審』〜日本政府はまだ死刑を存置し、生命権と人権を侵害し続けるのか?〜」開催しました!

2023年9月4日(月)20時(ドイツ時間13時)より、「ワークショップ&リリース『日本の死刑と再審』〜日本政府はまだ死刑を存置し、生命権と人権を侵害し続けるのか?〜」を、ドイツ・ベルリン市のフンボルト大学で開催いたしました(開催案内はこちらhttps://cjf.jp/archives/673)。ドイツでのイベントを同時配信するという初めてのチャレンジでしたが、多くの方がこれを成功させるために尽力してくださいました。また、ご登壇の皆さまからは、それぞれ熱くて厚いご報告をいただきました。実り多きシンポジウムになったと思っています。みなさまには、心より感謝申し上げます。

そして、平日の夜遅い時間にも関わらず、全体を通して170名近いご参加をいただきました。質疑も多く、終了した時には日付が変わっていましたが、多くの方が最後までお付き合いくださいました。遅い時間の逐語通訳はどんなに興味深い内容であるとしても、眠気との戦いだったと思います。本当にありがとうございました。

イベントの詳細は、以下をご覧ください。
・記事:刑事弁護オアシス:https://www.keiben-oasis.com/22306
・動画:Youtube配信
日本語 https://youtu.be/E9K2zyajH8o
ドイツ語 https://youtu.be/xWgvnI38ARQ


日本語 https://youtu.be/E9K2zyajH8o
ドイツ語 https://youtu.be/xWgvnI38ARQ

なお、共催他、次の皆さまにご協力いただきました。記して御礼申し上げます。

主 催:一般社団法人 刑事司法未来
共 催:龍谷大学 刑事司法・誤判救済研究センターベルリン・フンボルト大学ルイス・グレコ研究室(Prof.Dr.Luis Greco, LL.M.)
協 力:マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク ヘニング・ローゼナウ研究室(Prof. Dr. Henning Rosenau)
後 援:龍谷大学犯罪学研究センター株式会社TKC特定非営利活動法人CrimeInfo、ほか
協 賛:イノセンス・プロジェクト・ジャパン(Innocence Project Japan:IPJ)モナッシュ大学エレオス・ジャスティスフォーラム90、ほか

〔当日プログラム〕

開会:企画の趣旨説明「日本の死刑と再審」(石塚伸一)
第1部(司会:石塚伸一(一般社団法人刑事司法未来代表理事)
第1報告「袴田巌事件について〜47年の拘禁の末に始まった再審裁判〜」
(戸舘圭之弁護士)
第2報告「再審法案の起草について〜日本には、再審に関する法律がない〜」
(戸舘圭之弁護士)
第3報告「死刑囚人権訴訟〜大阪で死刑囚の権利を争う裁判が始まった〜」
(西愛礼弁護士)

第2部(司会:ヘニング・ローゼナウ(マルティン・ルター/ハレ・ヴィッテンベルク大学教授)
第4報告「日本における再審の歴史と再審制度」
(斎藤司〔龍谷大学法学部教授〕)
コメント1「日本の刑法と死刑」(金尚均〔龍谷大学法学部教授〕)
コメント2「日本の死刑(直前告知)」(古川原明子〔龍谷大学法学部教授〕)
コメント3「ドイツからのコメント」(ルイス・グレコ〔フンボルト大学ベルリン法学部教授〕)

ディスカッション
閉会

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